オーディオ機器「ヘッドフォン」にこだわることで変わることとは?

オーディオ機器「ヘッドフォン」にこだわることで変わることとは?

オーディオ機器「ヘッドフォン」にこだわることで変わることとは? 電車など移動時はイヤホン、自宅など室内ではヘッドフォンといったように、オーディオ機器の再生環境によって使い分けている方は多いと思います。
そんな中、ヘッドフォンにこだわることで、どのような変化があるのでしょうか。
まず、イヤホンに比べて音質が上がります。
それは、単純に機器が大きいことで、内部回路・基盤の組み込み度合いが有利になること、またスピーカー再生機構も大きいものが採用できるため、それだけで出力が上がるからです。
また、その分再現できる音場が広くなることも挙げられます。
オーディオデータ(CDやレコードメディアを含む)にはPANが振り分けられており、サウンドの奥行きを再現するには、ある程度の出力とスピーカー口径が必要となるからです。
また、再生するスピーカーの口径自体が大きいということは、低音の表現力が豊かになります。
高音・中音の再生はさほど難度は高くないものの、低域の表現は物理的な大きさがなければまかなえません。
あとは、ヘッドフォンの密着度によっても、再現できる音の表情や音場がガラリと変わります。
あまりにも側圧がきついものはやめておいた方が良いですが、装着具合がフィットするものほど、音漏れもなく、再現力も優れたものになります。

オーディオの中でも「アンプ」にこだわることでどう変わる?

オーディオの中でも「アンプ」にこだわることでどう変わる? オーディオセットにおいて、アンプは入力された音楽信号をスピーカーやヘッドフォンを駆動できるまでに増幅する役割を持っています。
高級タイプでは、複数の機械で構成されていますが、普及価格帯のオーディオでは一台の機械でまかないます。
また、FMなどのチューナーの機能を搭載しているタイプもあります。
アンプにこだわることで、サウンドのグレードが確実に上がります。
サウンドはスピーカーやヘッドフォンから出ますが、それらに入ってくるサウンドが貧弱だと、貧弱なサウンドしか聴けません。
その意味で、アンプは非常に重要な役割を果たします。
原音再生つまりハイファイにこだわるなら、入力信号を、何も足さず、何も引かない、ピュアに増幅できることが必要です。
また、より深い味わいを出すためには、真空管とくに直熱型のトライオード(三極管)を使った装置が好まれます。
いずれにせよ、安い装置では、出力が不安定になったり、スピーカーを正しく制御できなかったりしますし、サウンドもぼやけてしまうのです。